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登山のリスク 〜動物編その2〜

こんにちは、オレンジです🍊

 


今回は登山のリスク、動物編その2です。

前回は1番出会いたくないクマの話をして終わってしまいましたが、まだまだ山にはいろんな動物がいます。

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◉イノシシ

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これは伊吹山の白猪(笑)

クマと違って人がイノシシに食べられることはありませんが、口から伸びた大きな牙でケガをしてしまい、最悪、失血死してしまうこともあるんだそうです。

イノシシが人を襲うのは

・突然鉢合わせしてしまった→びっくりした

・こども(ウリ坊)を連れていた→こどもを守るため

・発情期で興奮していた

などの理由がありますが、イノシシはクマ以上に臆病で自ら進んで人間に近づいてくることはありません。

また、出会っても大声で脅したり、石を投げたりして刺激すると逆に襲ってくることもあるので、穏便にやり過ごしましょう。

◯イノシシの対処法

基本的にはクマと同じで

・目を逸らさずにそっと離れる

・食べ物を囮にする

なんですが、イノシシはクマと違って木に登れないので、登れそうな木があるときは登ってやり過ごしましょう。

 


ニホンザル

たびたびニュースでも騒がれるニホンザル

サルは賢く、人間の4〜6歳程度の知能があるそうです。

そんなサルに出会ったときのNG行為はこちら

・不用意に近づかない

・目を合わせない

・走って逃げない

・大声を出さない

・餌をあげない

どれもクマやイノシシとそう変わりませんが、サルはじーっと見つめ合っていると襲ってくるそうです。

メンチきってんじゃねーぞ的なアレです。

そして、餌をあげないですが、これはサルが「人がいる=餌がある」と理解し、それ以降人に寄っていくようになってしまうから、だそうです。

サルに限らず、野生の動物に餌をあげるのはやめましょう☝️

 


いかがでしたか?

クマもイノシシもサルも基本的な対処法は「慌てない。走って逃げない。背中を向けない」です。

こちらがビックリしているのと同じように向こうもビックリしているのです。

登山は山の中に入っていくので、どうしても野生の動物に出会ってしまうリスクがあります。

しかし、あちらのテリトリーに入って行っているのは私たち人間なので、そこを理解してなるべく事故のないように登山を楽しみたいものですね。

近づかない、近づかせない、です。

 


今回はこの辺で👋